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プレミアのつく、ドメイン話


■ドメインの遍歴

インターネットが一般的となった昨今、ドメインの認知度も一昔前に比べると、随分浸透したように思われます。
それに伴い、TLD(トップレベルドメイン)の増加やドメイン取得の際の制約も徐々に増えてきたという歴史的背景があるのですが、TLDの中でも古くからある、gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)などは、歴史に翻弄されたドメインと言えるかもしれません。


■TLD(トップレベルドメイン)って?

ちなみに、TLDとはドメイン名を.(ドット)で分けた際の右側、つまり「○○○.com」であるならば、この「.com」の部分にあたります。
gTLDは、こういったTLDの内の一つで、IANA(アイアナ)と呼ばれるインターネット関連の番号を管理する組織によって保管されています。皆さまがよく目にする、.com、.info、.net、.orgなども、実はgTLDに該当するのです。


■ドメインの文字数制限

もちろんTLDにもよりますが、現在、新規でドメインを取得する際、多くのTLDでは、「2文字か3文字以上、英数字とハイフンのみ」という制限があります。これは、1文字だと、組合せの絶対数が少数に限られる為のようです。gTLDも、その例外にもれず、上記ルールが存在します。
しかしながら、gTLDでは、インターネットが爆発的に普及する以前に、こういった制約の無かった時代があり、その際に取得された1文字ドメインに関してのみ、現在でも使用可能という特例処置を取られているものがあるのです。


■gTLDの1文字ドメイン

現在、使用可能な1文字ドメインは、下記6ドメインになります。
“q.com/x.com/z.com/i.net/q.net/x.org”
「z.com」などは、日産自動車が所持している事で有名ですね。残念な事に、その他の1文字ドメインは新規登録ができませんので、先程記載した6ドメインが、時折譲渡により話題になるというのが現状のようです。
所持されていない1文字ドメインを解放すべきかどうかについては、ICANN(アイキャン)という、インターネットの各種資源を調整・管理する為に設立された民間の非営利法人でIANAの上部組織にて議論されているそうですが…あまり期待できないかもしれません。


■文字数の少ないドメインにはプレミアがつく?!

では、gTLD内の2文字ドメインは、どうなのか?というと、こちらも残念ながら全ての組み合わせが登録済みのようです。かつ、“q.com/x.com/z.com/i.net/q.net/x.org”の1文字ドメインが譲渡される時ほどではありませんが、どれもプレミア価格がついているので、余程の事が無い限り、所持者は手放す可能性が低いでしょう。
幸運にも、1文字・2文字ドメインを取得できる機会があれば、金額にもよるとは思いますが購入する事をお勧めします。



投稿者 企画屋BLOG担当: 2009年12月10日 15:00


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