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注目されるクラウドソーシング!■会社力=技術力のIT業界 IT業界における技術力は、そのまま会社の信用度に直結する事が非常に多いです。もちろん技術者も、ソフトウェアからハードウェアまで、実に様々な専門知識を持った方達が存在しますが、その知的財産を少しでも多く手に入れようと、企業側もアウトソーシングなど多種多様な業務形態で技術者を確保し、自社ブランドの開発に取り組んできたように思います。そんな中、ここ数年「クラウドソーシング」と呼ばれる開発形態が注目されてきている事を皆様はご存じでしょうか?
そもそも、クラウドソーシングとは何なのか?というと、簡単に言えば「一般の群衆(クラウド)」が協力して開発作業を行っていく事にあたります。つまり、専門の開発者が作業を行うのではなく、普段は違う仕事をしている方々が休日などの余暇を利用し、趣味的な感じで開発に取り組む事を指すのです。これは、ソフトウェア業界に古くからある、オープンソースの流れに近いかもしれません。最近のクラウドソーシングでの成功例だと、iPhoneのアプリ開発などがあげられます。
では、古くから存在していたはずのクラウドソーシングが、何故今になって注目を浴びてきているのでしょう?一番の理由は、やはり人件費をかけずに開発が進められる点です。かつ、技術者の常識を覆すような発想力を秘めている方や、趣味が高じて専門職よりも高いレベルの技術力を持った人物が紛れ込んでいる可能性のある点も、非常に魅力的ですね。
ただし、自社ブランドの要となるような技術の流用は避けなければなりません。何を公開し、何を保持するかを見極めた上で、ビジネスモデルを展開していく必要があります。また、より質の良いクラウドを取り込むべく、参加者に技術力に見合った対価を支払うなどの柔軟さも今後は必要になってくるでしょう。この事を踏まえた上で、クラウドソーシングを有効に活用していってみては如何でしょうか? 投稿者 企画屋BLOG担当: 2010年02月05日 12:24 トラックバック
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