クチコミを広げよう
ロングテール/長いしっぽの秘密
ここ数年ビジネス論の一つとしてとても重要なキーワードにもなってきています。IT化によってコストが減ったことで生まれたもので従来考えつかないような事が起きてきています。
ロングテールではしばしば、しっぽ部分を獲得することが最重要と勘違いしてしまうことも多いですが、売上げとなるのは上位のヘッド部分でもありテイル部分もうまく取りこぼさないことができるのが特徴であります。
たとえばGoogleAdsense。 ページに貼り付けられる広告ですが、1000万PVのサイトでも1PVのサイトでも平等に貼り付けられます。
その結果は、まさにロングテールをカバーしている良い例です。
従来の広告ではリーチ出来ないはずの人たちへも到達する機会を与えられることが、ロングテールの醍醐味だからです。そして、テールに到達するものは、ほとんどがニッチな情報であり逆に到達すると達成率が高くなるという事から、このしっぽに高い関心が得られているのでしょう。
ロングテール獲得と称した判定基準としてアクセス数が多く使われますが、たとえばヘッドという先端部分。ここはアクセスも多く、知名度も高く、メディアとしてくくることが可能です。逆にしっぽのテイル部分は、一日1件のアクセス、週に10件・・・など非常に少ないながらも更新しているようなブログになります。また実際に検索などをすればニッチなものほど検索対象が少なくなり、テイルに到達するかもしれませんが、検索上位にはヘッド部分もヒットすることでしょう。しかし、もっとも納得する情報に行き着く部分があります。これはヘッドでもテイルでもない真ん中のマジックミドルといわれる層です。
自身に近い人が自分の言葉に近い形で問題を解決していたり、新しい体験を発表していると、非常に興味深いと考えるとおもいます。
こうした積み重ねがあるブログ、何度も見かけるようなブログはメディアでもなくマジックミドルとして共有体験を提供していることで非常に強い信頼関係が生まれてくると見られています。
ロングテールを
ヘッド・マジックミドル・ショートテイル・テイル
と最近では4つに分けた言い方が多いようです。
さて、いよいよクチコミです。
ヘッドでの露出は広告手法によって確立されており、記事広告なども含めるマス広告より安価でありながらも価値のある手法として定着しています。さらにAd広告などよりロングテールの末端まで広めるチャンスもありますが、もっとも売上げに貢献するクチコミの発生はマジックミドルやショートテイル部分と言われています。
もちろん全てのブロガーはインフルエンサーではありますが、良質なクチコミはこのマジックミドルの存在が欠かせないと言えます。
メディアとなると広告として見られてしまう。逆にテイルすぎると機会がすくなくなってしまいます。
この中間層へ如何にリーチしていくかが鍵になってきています。
クチコミに乗るということは以下のようなことが上げられます。
たとえばポジティブなネガティブ散布。
クチコミのなかにはこうした「手に入らない」「○時間待ち」といったマイナスのメッセージがかえって競争力を煽り、より欲しくなる、食べてみたくなるという心理を煽ることがある。
手に入らないも含めマイナス意見も広がりやすいのがクチコミです。
噂話は井戸端会議の醍醐味でしょ?
もちろん「斬新性とキーワード」など面白さや愉快なキーワード、リッチ体験を与えたクチコミ伝聞も効果的ですし、噂性が高まれば情報波及が高まります。
クチコミに最適なマジックミドルを如何に見つけるか。
マーケティングを行っているアイシェアのように、良質なブロガー記者をあつめたサービス、ブロッチなどを有効に使うことも一つの方法です。
投稿者 企画屋BLOG担当: 2007年06月10日 16:09
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