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= 2008年10月号 = 一覧へ戻る

コーチングスキルで理想の上司になる


■社員のやる気をサポートするコーチングの正しい使い方


コーチング。80年代あたりからアメリカで流行り始めたビジネススキルです。

「コーチ」という言葉のイメージから「教える技術」と連想してしまいそうになりますが、
教える技術は「ティーチング」といいます。では、コーチングとはなんでしょう?

コーチングは、相手をやる気があり、自分で正しい答えを出せる存在としてみているという前提があってこそ成立しています。そのうえで目標までたどりつくにはどうしたらいいかの答えを本人の中から引き出す手伝いをする技術です。


日本でも2000年ころから社員育成のために管理職研修でコーチングを取り入れた会社が少なくありませんでした。しかし、それから8年たった現在でもコーチングはあまり定着していないようです。コーチングは日本人にはあわないマネジメントの手法なのでしょうか?なぜアメリカほど浸透しないのか、その理由について考えてみましょう。


【はずかしい】
コーチングのレッスンで、2人一組になって向かい合い、相手の長所を並べ立てるというのがあります。このとき、しっかり視線を合わせ、握手やハグでスキンシップをとりながらと指示をするコーチがいます。こうして滝のように賛美の言葉を浴びせられると、レッスンとわかっていても途中から号泣するほどの喜びで胸がしめられると言うのですが、これがとてもはずかしい。号泣する前にすっと気持ちが冷めてしまう。しかし、やらなければいつまでもレッスンは終わりません。そんな息苦しさからコーチングアレルギーになった人もいます。

【沈黙が我慢できない】
上司が質問をなげかける。部下が無言になる。そうしたときに沈黙を埋めようと自分の話をしてしまう上司が多いです。例えば「最近、営業成績が落ちているようだが、何かあったのか?」と部下に声をかけて無言になられる。このとき部下は答えを考えているかもしれないし、見つかった答えをどう説明しようかを構成しているかもしれない。または何らかの理由があって言いたくないという可能性もあります。ここで相手の言葉を待てない上司は「俺が入社して5年目のころも似たようなスランプがあってな…」などと自分の話をしてしまう。これではコーチングになりません。

【全部の技術を完璧に学ぼうとする】
真面目な人に多いのですが、コーチングを学びはじめたら、全部の項目を理解するまで使用できないと思いつめてしまう場合があります。基本さえ把握すれば、細かな技術は後から少しずつ追加していけばよいのですが、完璧にしてからでないと!と思い込んでしまう。ちなみに、日本人が英語を苦手とする理由もこのあたりにあるようです。


コーチングは、簡単な技術を1つ覚えるだけでも有効です。基本スキルとして「相手の話をよく聞く」というのがありますが、よく聞けと言われても、途中から自分の話を始めてしまう上司が多いようです。そこで「相手の目を見て、口をはさまず、話の合間にうなずく」といったように具体的な行動を提示してみます。前者では話を聞いてもらえないと感じていた部下が後者では、しっかり聞いてもらえたという感想をもったケースがあります。


団塊の世代がいっせいに定年した2007年問題、雇用を控えたことによる人材のドーナツ化現象、人を育てる環境が充分に整っているとは言いがたい今こそコーチングを見直してみると、何かヒントがあるかも?アイシェア調べによると、理想の上司の存在率は2割未満。4割以上が職場に理想の上司はいないと回答しています。理想の上司とは、自分のことをよく見ていてくれる上司も含まれるのかもしれないですね。


<意識調査>理想の上司に関する意識調査



投稿者 企画屋BLOG担当: 2008年10月10日 16:42


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