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ゆとり世代に学ぶ不況の歩き方


■~安価で良質なものを求め、資格取得に励む


金融危機などの暗いニュースが多く、不況が続いた2008年。不況になると家で過ごすことが多くなる、安い商品が流行る、資格取得を目指す人が増えるなどといわれますが、これらの時代を象徴するのは「ゆとり世代」ではないでしょうか。ゆとり世代は平成不況の中で産まれ育っています。そのためか、今の時代を上手に生きているようです。日経MJで、ゆとり世代の実情が垣間見られる市場調査を行っています。ゆとり世代の定義はいろいろありますが、日経MJでは、下記のように定義しています。


詰め込み教育への反省から、教育方針が大きく変わり、新学習指導要領が小・中学校で取り入れられたのは2002年度。「ゆとり教育世代」の定義はいろいろありますが、日経MJはこの時の中学3年生を「ゆとり教育世代」の第1世代と定め、ゆとり教育世代のうち昨年春に高校を卒業(1989年4月~1990年 3月生まれ)した第3世代までと団塊ジュニアを対象に「平成の若者調査」を実施しました。
([日経リサーチ]より引用)


■ゆとり教育世代が楽しいと思うこと
休日の過ごし方は「パソコンで遊ぶ」「テレビやDVDを見る」「自宅で音楽を聴く」「何もしないでのんびり」「読書する」など、ひとりで自分の部屋にこもって楽しむものが上位を占めています。部屋にこもる傾向は男性の方が高く、休日の過ごし方の上位5位すべてがパソコンやテレビゲームなどのひとりで楽しむものに人気が集まっています。一方、女性は2位に買い物が入り、休日をひとりで過ごす割合も、男性68.9%、女性48.0%と、半数以上が誰かと休日を過ごしていると回答。また、「成人したらお酒を飲みたい(75.1%)」、「海外旅行は好きだ(60.8%)」、「国内旅行は好きだ(90.0%)」、「ご褒美支出をしている(75.9%)」は、いずれも男性よりも回答率がポイント10ポイント以上高いのは、友達のように行動を共にする母娘が増え、バブルを経験した母親の影響を娘が受けているという一面もあるのかもしれません。


■学力コンプレックス?最も多い自己投資は「書籍」
ゆとり世代は学力が低下しているといわれることが多いですが、自己投資の項目では「書籍」との回答が48.0%で1位でした。若い世代は本を読まないと思われがちですが、この結果を見る限りでは、他の世代よりも読書量が多そうです。1か月の自己投資額平均は3,000円未満と高額ではありませんが、「装飾品」や「化粧品」を「書籍」が上回るのは「本を読んで勉強しないとなんとなく不安(21歳女性)」、「ビジネス本や自己啓発本などを読んで将来に備えたい(20歳男性)」との理由も多いようです。


■仕事はやりがいより安定感。資格取得も積極的
「就職する場合、仕事のやりがいより安定感を優先する」との考えは「あてはまる」「ややあてはまる」あわせて57.3%で、公務員や弁護士など資格職を望む傾向が強く「自分の会社や店を持つ」はわずか5.7%でした。やりがいや年収は低くても週2日休めて安定した仕事を望んでいます。しかし、その安定した仕事につけるかの不安も大きく、「資格はないよりあった方がいいと思うから、とりあえず」と、希望の就職先に直接関係のない資格を取る場合も。


■ユニクロ知名度96%、購入経験者88%
見栄を張ったりせずに、安価で良質なものを選択するゆとり世代ですが、「自分らしさへのこだわりがあり、限定品には弱い」(野村総研の松下氏)との指摘もあります。自分へのご褒美出資をしている人は7割と多く、どうしても欲しいものは家族や知人から借りて買うとした人も3割近く、まったく消費に興味がないわけでもなさそうです。まわりの評価や企業のあおりに惑わされず、しっかりと自分の判断基準を持っているゆとり世代に受けいれられるものは、不況の時に流行るものが多いようです。



投稿者 企画屋BLOG担当: 2009年01月09日 15:42


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