定額給付金の実施が決定しました。貯蓄にまわされて消費は伸びないのではないかともいわれていますが、実際に12,000円(65歳以上と18歳以下は2万円)を手にしたらどうするでしょうか?株式会社アイシェアでは、2月に定額給付金に関する意識調査を行っています。
1番多かった使い道は「生活費にあてる(50%)」で、「貯蓄する(31.3%)」が次ぎにきています(複数回答)。しかし、「おいしいものを食べる(16.1%)」、「旅行代にあてる(8.2%)」、「ゲーム購入(2.6%)」、「DVD購入 (2.4%)」といった消費に向かう意見もあります。
不況で外食産業が苦戦していますが、定額給付金を活用して普段は行かないようなレストランで食事をする人は増えるでしょうか?それとも人気のデパ地下高級スイーツを買って家でのんびり食べたり、お取り寄せで珍しい食材を注文して親しい人たちと持ち寄るのかもしれません。「おいしいものを食べる」ひとつみても、さまざまな業種が浮かびます。
また、地元でお金を使ってもらえるように、札幌市や東京都世田谷区など全47都道府県の698市区町村が地域限定で使える「プレミアム(割増し)付き商品券」の発行を予定しているようです。中には割増率67%の自治体もあり、給付金12,000円で2万円分の商品券がもらえるというからずいぶんお得です。プレミアム商品券とは別に給付金の12,000円に合わせたセール品を発売するなど、各地で地元商店街で消費拡大セールも予定されているそうです。
定額給付金の12,000円で「欲しかったものを買う」としたのは19.5%。この19.5%の人たちは一体、何を買うのでしょうか?給付金効果で売上げを伸ばすチャンスはまだまだありそうです。
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投稿者 企画屋BLOG担当: 2009年03月10日 17:00
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