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通販業界で注目のシステム(仕組み)とは?!■凌ぎを削るネット通販業界 通販が当たり前となってきた昨今。インターネット内においても実に様々な通販サイトが軒を連ね、消費者を獲得するべくあの手この手を駆使し凌ぎを削っております。それはサイト内にも反映されているようで、一昔前にくらべコンテンツなども一工夫されているところが随分と増えました。そこで今回は、このネット通販業界におけるサイトのシステム(仕組み)についてクローズアップしていきたいと思います。
まず、顧客の立場になって物を考えた時、普通のお店であれば顧客の要望商品を案内すると同時に、+アルファで傾向に沿った別の商品を案内するかと思われます。こういった営業行為を取る事で、さらなるお店の売上アップを図ることが可能となるからです。これまで通販では、こういったアプローチが難しく顧客に欲しい商品のみを購入されるという企業側にとっては非常にもったいない状況に陥りがちでした。しかし、この問題を解消する可能性を秘めた「レコメンデーション」が考案され、既に大手通販サイトでは導入されるなど注目を集めております。
このレコメンデーションを説明する場合、例であげるとすればamazonが一番分かりやすいかもしれません。amazonを利用する際、欲しい商品のページを見てみると在庫数などの情報の他に「この商品を見た後に買っているのは?」や「よく一緒に購入されている商品 」「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といった情報も一緒に記載されている事にお気づきでしょうか?これがレコメンデーションと呼ばれるシステム、もしくはその仕組みです。つまり、amazonでのレコメンデーションの場合で言うならば、他の顧客の購入履歴やWEB内での閲覧履歴を基に多くのユーザの情報を蓄積し、顧客同士の類似した好みに関する情報を用いて自動的に推論を行います。この事を協調フィルタリングと言いますが、これを用いる事でついで買いを促すシステム(仕組み)の事をレコメンデーションというのです。なるほど、弱点を克服できるこのやり方を大手通販サイトがこぞって適応した理由もうなずけます。
ちなみに、オススメの品を選び出すルール設定に関して上記にあげた物はあくまで一例です。顧客層を踏まえ、年代別や性別で振り分けたりといった設定も、もちろん可能です。企業側のニーズに合わせ、実に様々なルールを設定することができますのでサイトで取り扱う商品を考慮しオリジナルのルールを作成してみるのも良いでしょう。とはいえ情報分析力や仮設力が必須となり検証にも時間を取られてしまう上、試行錯誤を何度も繰り返す恐れがありますので、成功している通販サイトを参考にするやり方が一番リスクは少ないかもしれませんね。 投稿者 企画屋BLOG担当: 2010年09月02日 13:16 トラックバック
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