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企業側から見たセキュリティ&プログラミングキャンプ■人材確保の重要性 日々、めまぐるしく進化している情報技術。IT企業にとっては勿論ですが、その他の企業も業務を推進するにおいて情報技術と密接な繋がりを持つ昨今、その技術力に精通した人材を1人でも多く確保するという事が課題の1つとなっているようです。こういった背景から、企業側としては新卒の社員にも経験者並みの技術力を期待する訳なのですが新社会人は概ね実戦経験が無い為、採用後に一定期間経験を積ませなければ実力を図れないというのが現状です。これを打破するべく、有能な学生の技術を早い段階から磨いていく目的で毎年「セキュリティ&プログラミングキャンプ」というイベントが開催されているのを皆様はご存知でしょうか?
こちらは2010年現在、経済産業省所管の独立行政法人である「IPA(情報処理推進機構)」によって主催されているものですが、有能な講師とハイレベルな授業が非常に好評のようです。実際、「東京大学」「慶應義塾大学」といった一流大学や「富士通株式会社」「株式会社日立製作所」「株式会社NTTデータ」などの大企業に勤めている人々が講師として招かれているようですので、その道を目指す若者にとってはまたとない機会になるのではないでしょうか。加えて対象が学生な事にも配慮し、交通費・テキスト代・講習代・日程中の食費・宿泊費まで全額無料で参加できる点も人気に拍車をかけているのかもしれません。
まさに学生にとって至れり尽くせりなイベントですが、企業側にとっても勿論メリットがあります。というのも、セキュリティ&プログラミングキャンプは参加希望者の申し込みを締め切った後、抽選でふるいわけをする仕組みがあるのです。この抽選も有能な人材、または熱意のある人ほど受かる確率が高いようですので、参加した方は一種のステータスを持つ者として見る事もできるかと思われます。しかも、コースやカリキュラムも詳細に分かれておりますので、ある程度欲しい人材に目星をつけるなんて事も可能だったりします。
また、技術ばかりではなく参加者同士や講師達とのコミュニケーション力も重視されており随所に情報・意見交換などをする場が設けられてるようですので、このイベントに関わった企業は欲しい人材の性格的な部分もチェックできるという最大のメリットが付加されます。さらに言えば、セキュリティ&プログラミングキャンプへ参加後、キャンプで培った繋がりを途絶えさせず交流を続けている人が多いようですので、上手くすれば複数の大企業へのコネクトまで持っているという企業側としては喉から手が出る程欲しい人材となる訳です。企業見学会などで協力されてる会社もあるようですので、興味のある方はIPAまで問い合わせてみても面白いかもしれません。 投稿者 企画屋BLOG担当: 2010年10月01日 11:52 トラックバック
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